押し出し感たっぷりのフロントマスクは、兄貴分・ヴェルファイアにも劣らないインパクト。車高を落とすとサマになりそうだが、実はリフトアップもかなりハマるのが90ヴォクシー。いま、アゲが熱いのだ。
といってもがっつりアゲる必要はなく、「ちょいアゲ」くらいがイイ感じ。リフトアップサスペンション「轟」なら、まさにドンピシャの3センチアップ。乗降性を損なわず、乗り心地も犠牲にせず、車検も問題なし。それも低コストでお手軽に導入できるのがメリット。
「轟」の装着によってフェンダーアーチとタイヤのクリアランスが拡大されるので、その分だけ大きなタイヤを履きやすくなる。具体的には215/65R16がオススメ。このサイズはトレッドのゴツいオフロードタイヤのラインナップも豊富。デモカーが履いているBFグッドリッチだけでなく、オープンカントリーやジオランダーなど有名ブランドもいろいろ選べる。
リフトアップサスペンション「轟」と、215/65R16タイヤの組み合わせで、車高は計4~5センチアップ。ノーマルよりボディ全体がひと回り大きく見え、90ヴォクシーの迫力が倍増。キャンプ場で、海で、山で。アウトドア映えも間違いなし。
90ヴォクシー全車に対応。2WDと4WDはそれぞれ別設計となり、足まわり構造や前後の車重バランスに応じた最適なスプリングが用意される。車高アップに伴う重心の変化に対応すべく、バネレートはやや硬めの設定となるが、純正プラス10%以内。しっかりと足が動く設計になっている。車高アップも3センチと適度ゆえ、ショックが伸び切ってガンガン突き上げるような心配はない。当然、構造変更せずともそのまま車検OK。
MZRA90W/
MZRA95W 轟:アップサス1台分 ¥88,000(税込)
兄弟車、ノアと人気を二分するヴォクシー。いってみればアルファードに対するヴェルファイアのような存在で、スタンダードなノアに比べるとカスタム色が強め。ドレスアップ志向のユーザーに選ばれやすい傾向がある。とはいえボディサイズや基本的な装備はノア/ヴォクシー共通。目立った違いはやはりエクステリアのデザイン。
初代60系ヴォクシーでは「クールで引き締まったイメージ」「鋭さ、迫力を追求」「若々しく精悍なスタイル」といったテーマを掲げていた。一方でノアがうたっていたのは「クリーンで堂々とした造形」や「親しみやすさ」だったから、はじめからキャラが異なる。
二代目の70系、三代目の80系でもその流れを受け継ぐが、モデルチェンジを重ねるごとにノア/ヴォクシーのデザインの違いはより顕著に。特に2017年のマイナーチェンジ後は両車ガラリと雰囲気が変わり、ヴォクシーはヴェルファイアを彷彿させる、押し出し感たっぷりのフロントマスクで話題を呼んだ。
新車販売台数については、初代が出て3年はノアが上回っていたものの、その後はヴォクシーが逆転。2014年以降の売り上げでは大差がつき、エアロなどのアフターパーツもヴォクシー向けが多く出回った。純正でも十分に見栄えがするけど、イジればもっとカッコ良くなる──ファミリーカーとしてはもちろん、カスタムベースの資質も備えたヴォクシーはまさに人気車種となった。
そして2022年1月に発売された四代目、90系ヴォクシー。初年度の販売台数こそノアに抜かれたが、それでも僅差。先鋭的かつ独創的なルックスはローダウンだけでなく、意外なくらいアゲても似合うし、ノアと同じく使い勝手の良さは折り紙付き。今後はキャンプでも見かける機会が増えそうな予感だ。
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